4月復帰に向けて【小学校編】

4月に復帰される先生方、残り短い育休をどのように過ごされていますか?

今回は復帰した先輩ママお2人に
この時期復帰に向けてしていたこと・復帰直後にしていたことについてお話を伺いましたので、ご紹介させていただきます。

【2年前の4月に復帰したA先生】

①心配しすぎることをやめた。

なるようになる、なんとかなると思うようにした。そして、2年間実際なんとかなっている。職場では、普段からのコミュニケーションを大切にしていれば、急に休むことになってもみなさん助けて下さいます。感謝の気持ちを忘れないように、自分にできることをできるときにできるだけ進んでやるように日々心掛けている。キャパオーバーを絶対にしないようにする。

②子どもが長期休むことになったときに面倒を見てくれる人の確保。


③家事は最低限できていればOKと家族全員が思えるようにしておく。

完璧にやろうとすると疲れて体がもたない。保育園でバランスのいいランチを食べていると割りきって朝や夜は簡単に済ませることも。

④我が子に、はたらくことをちゃんと説明した。

働くって素晴らしいこと、一緒にいる時間は減るけど大好きなことは変わらないし、離れているときもいつもあなたのことを思っているよと伝えた。一緒にいる時間は減ったけどその分一緒にいるときはしっかり向き合うように意識している。そして、土日や寝る前の絵本タイムを濃密に過ごしている。

⑤クラスの子たちにも家の様子や状況など日頃から話すようにする。

始業ぎりぎりになるから、先生がいないときこそ力を発揮してねと話すと、自分で考えて行動している姿がみられた。これは、周りの先生方がフォローしてくださって成り立っているので、有難い限りです。

【1人目のお子さんの時は4月復帰、2人目のお子さんの時は7月に復帰したB先生】

①家事の効率化

家事は図書館で本をたくさん借りて、いかに家事を効率的にやるか考えた。

②仕事の優先順位をつける

どうしても勤務時間が他の人より、また産休前の自分より短くなるので、学校でなければできない仕事と家でもできる仕事を分けて、優先順位をはっきりさせている。

異なる時期の復帰を経験しているB先生。復帰の時期についての話もお聞きしました。

  • 1人目の時は4月復帰で、子どもの保育園入園と重なって(制度的には3月から入園可能ですが、3月に受け入れできる保育園はなかったそうです。)早帰りの対応に四苦八苦。公務分掌も一人前に扱われるので、仕事も多くつらかった。
  • そんな経験があったので2人目の時は夏休み明けに。分掌は少なかったが夏休み明けに訪問があったため指導案の作成があった。子ども達のことを知る前に指導案を書くのは大変だった。
  • 地域、学校によって違うことだけど、想定外がいろいろ起こると思った。どの時期に復帰しても覚悟が必要だと感じた。
  • 理想通りには行かないけれど、なんとかなるもんだな、とも思う。周りの先生たちのサポートや気遣いが本当にありがたい。


お二人に共通する、周りの方々が必ず助けてくれるというお話に不安が少し和らぎました。きっとお二人が感謝の気持ちを忘れず頑張っている姿をみると、周りも自然と応援したくなるのだと思います。
復職を間近に控えた方も、もう少し先の方も参考になる点が多かったのではないでしょうか。
お二人とも年度末の多忙なお仕事と家事の合間を縫って、後に続く先生ママのためにご回答くださいました。本当にありがとうございました!


その他、先生に限ってはいませんが復職について参考になりそうなリンクを紹介しておきます。

教えてドクター

職場復帰のタイミングで起こりやすい子どもの体調不良について、医療の観点から分かりやすく説明してあります。アプリもとても便利です。

たまひよ

すべてやる必要は全くないと思いましたが、入学式の親の服の準備など、意外と忘れがちな点も紹介してあるので参考までに。

繋がってみよう、先生ママ。

静岡県東部の先生ママの交流を目的とした会を不定期で開催します。こちらには、その開催予定や報告、また教育に関する記事をアップします。

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